yocoshicaのブログ

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推しグループの初ナゴヤドームライブまでをなぜか毎日カウントダウンしているブログでした

あと84日(推しじゃない人について書くやつの3回目)

なにもサワディ音頭じゃなくても良かったのにと思いました。えーと今日は推しじゃない人について書くシリーズの3回目!俊さん→勇翔くんの次なので吉原さんです。


いや〜〜〜〜〜吉原さんについての話はとても!難しい!からできれば書かずに済ませたかった!
なぜなら、これ言うのめちゃくちゃ恥ずかしいんですけど、私がいちばん「自分と近しい」と思っていた人なので、冷静に見られないというか、すごいなんか…贔屓目と同族嫌悪と羨望の入り混じった感じになってしまうから…あああ恥ずかしい…飼育道具で後頭部を殴らないでください。お願いします。反省しています。



わかります、何を言ってるんだおまえは、あんなに高身長イケメンでも歌が上手くもダンスが得意でも重課金ゲーマーでもカピバラ似でもDESEOの「この手離したくない」を世界一格好良く歌える人でも無いじゃないかいい加減にしろと言われることはわかっているのです。当方が恐れ多くも自分を吉原さんに重ねてしまうのは一点だけなのです、「小器用」というところ。
ここでいう器用というのは、「大抵のことを6割までできるようになるのが人よりも早い」とかそれくらいの意味です。吉原さんの器用さについては説明するまでもないと思いますが、「ボイメン内でダンス、歌、MC、運動、全ての項目で上から3本の指に入る」って言うとわかりやすいかなあ。演技もできるしなんてすごい人なんだ。


ちょっと自分語りをしてしまい大変恐縮ですが、対する当方も高校のときの美術の先生に「お前は生まれたときにもらった能力だけでここまで生きてきたな」と言われるような人間で、何か飛び抜けてできるわけでもないけど大抵のことはわるくない程度にできる、末っ子人生をまあまあ要領良く生きてきてしまった類の生き物でした。なので、ボイメンにハマった最初の頃は吉原さんのことを、大変だな~~わかるな~~と思いながら見ていたのです。今思うとなんておこがましいんだ。


坊主にさせられた髪が伸びたと思えばダイエット企画が始まって、ははーんこれは周りの大人に「あの子ポテンシャルはあるんだから、開花すればねえ、、」とか言われてるタイプだな、と勝手に親近感を覚えてたりしました。あと、私の特典会デビューは吉原さんだったのですが、写真を撮ってもらって少しお話をしたその短い時間でも「この人めちゃくちゃ空気読んで気を遣ってくれる人だな~~!!」と思ったのがすごく記憶に残っている。


でも、ボイメンを追いかけ始めて、ちょっとずつボイメンのことを知っていくなかで、おや、この人はただの器用ポケモンじゃないな?と思う瞬間がちょいちょい出てきた。至極当然で当たり前の話、自分と吉原さんは明らかに違うところがあって、それは吉原さんが「ボイメン」だということ。ボイメンっていう文化は器用とか世渡り上手とか合理主義とは真反対のところに存在してて、暑苦しくて、泥臭くて、殴り合いの喧嘩とかしてるのに、吉原さんは器用な顔のままそこに収まってるからギョッとするしかない。この人なんであんなに器用タイプなのにボイメンなんだろう???と思ってた頃にアップされた1つのブログがあって、それが今でも覚えているほど衝撃でした。

それは平松さんのお誕生日に書かれたブログで、おめでとーって言葉のあとに、PS、として平松さん個人へのメッセージが書いてあった。


人と比べるのはあんまり好きじゃないけど

競って得られ続けることも多いなと思う。


君は僕にとっての向上心。
君にとって僕もそうあり続ける。


これからも良きライバルでいよう。

2人でお客さんの心を震わせる日を約束して。

よろしくお願いします。



これ引用されるのだいぶ嫌だろうけどすみません!!!!
器用タイプ当方は、このブログを読んでストレートな感想として、いいなーーー!!と思いました。


近いところに向上心がいるのも、いいなあ!!!と思って、それが当方の推しの平松さんなのも、いいなーというか、羨ましいなー!!ともちょっと思って、そういう関係の仲間の存在とか、繊細なくらいの共感力、同級生*1に負けたくないっていう健全なプライドが、器用な吉原さんを不器用なボイメンに居させてるのかなあと、そのときの自分にはなんかものすごく腑に落ちたのでした。



もちろん平松さんだけじゃなくて同期の本田くんとか、仲の良い水野さんとか、色んな人から刺激を受けて向上してらっしゃるんだろうなーと思います。吉原さんはときどきライブのMCとかで「この仲間がいれば無敵だと思う」とか「ボイメンでいれば大きいステージも怖くない」みたいなことを言ってくださるんだけど、1人でもどこにだって行けて何だってできちゃいそうな吉原さんの口から出てくるからこそ、その言葉を聞くとウワ〜〜って嬉しくなります。吉原さんが仲間を必要としてるのが嬉しい。器用にまわりの人たちのフォローをしながら、同時にまわりの人たちに熱をもらいながら、ずっとボイメンとして燃え続けてる吉原さんはすごいなーと、9年目を迎えるボイメンを見ながら今ますますそう思います。



ということで私は吉原さんのことをめちゃくちゃ尊敬しているし、大変勝手ながら我々器用ポケモンたちの星、または太陽だと思っています。ボイメンとかいう熱い仲間に飛び込んでいく勇気と思い切りがあって、決して楽じゃ無かったはずの環境に9年間、背を向けなかった逞しさがあって。


今現在日本でも上の方に走っていってるボイメンってグループの中で、歌もダンスもMCも運動も、ぜんぶできるってことの総カロリーを考えると、ちょっともう圧倒されてしまいます。人より器用に色んなことができるのは、同じことをやってる他の人より大変じゃないってことではないから。ぜんぜんゆとりなんかじゃないよなあと思うけど、でもゆとりがあるっていう方の意味ならそうかもしれない。小粋で洒落た風雲児さんは、これからも器用あらため万能ポケモンとして、ボイメンの骨組みを飄々と支えたり、その努力でもって芸能界を躍進していかれるんだろうなあ。できたらそれは同級生と高めあいながらだといいな〜〜と、平松界隈の片隅から思っています。


 
 
 

*1:平松さんは吉原さんの高校の同級生で、ボイメンに入るきっかけになった人らしい https://twitter.com/yocoshica/status/772756610896662529?s=21