yocoshicaのブログ

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推しグループの初ナゴヤドームライブまでをなぜか毎日カウントダウンしているブログでした

あと55日(ボイメンの新しい自己紹介曲を聴いたらヒャダインさんに完敗で乾杯した)



こんにちは新曲「BOYS AND MEN 夜露四苦」聴きました???わたしは聞きました!いや〜〜めちゃめちゃヒャダインさんでしたね。すごいすごくすさまじくヒャダメンまたはボダインだった〜〜 前山田健一さんが音楽的にどれほどすごい人なのか語る術を当方は持ち合わせていないのですが、とにかく素材を市場向けに調理する天才だということだけは理解できた。ボイメンという生の食材をおいしく料理してくださってありがとうございます!!という感じだ!ほんと、ほんと……ありがとうございます!!



(とりあえずここ↑から試聴できるから一旦聴いて、話はそれからだ)



ボイメンと自己紹介曲


思い返せばベストアルバムに自己紹介曲が新しくできるよって聞いたとき、はじめに思ったことは「F&Fはどうなるの?」でした。そうボイメンにはすでに自己紹介曲が、しかもかなり愛されてるやつがある。5周年の楽曲人気投票では9位、ガイシでも武道館でも今年の県体でも歌われててめちゃくちゃ盛り上がった、歴史ある曲が。

だから今更作るのか〜〜?と思ってたんですけど、聞いてみたらなんか全然違いました、今回の「BOYS AND MEN 夜露四苦」は、自己紹介曲という名はついてるけどヒャダインさんによる計算され尽くした他己紹介曲だった!!だから、少なくとも自分の頭のなかでは、どちらかがどちらかの上位互換ということではなくて、全然別物として共存できるな〜〜と思ってすーごく安心しました。


「わかりやすさ」という強さ


元祖自己紹介曲であるF&Fは、キャッチフレーズをメンバーが自分で考えてるからっていうのもあって、本当に自分のことを、自分の言葉で紹介してる曲って印象がわたしのなかでとても強い。だから納得感があって愛着があって、だからこそ、どうしても初見ではちょっとわかりづらいなって気持ちが微妙にあったりもしました。もともと舞台用に作られてるアイキャッチみたいなポジションの曲だからそれで全然良かったし。


ただボイメンは今やもうドーム公演を控えたアーティストで、しかも特殊なことにドームの座席にはボイメンをほとんど知らない人が一定以上座ってることが予想される。どんな状況だよ!

年中無休の桜前線」も「岐阜のパンドラの箱」も「スイーツ王子」も、それぞれのキャラクターを知って、噛みしめるほどにどんどん大好きになっていく飽きないフレーズなんですけど、わかりやすさという一点だけに絞れば「インテリピンク」「情熱レッド」「小悪魔きみどり」はあまりにも強い…!


F&Fが我々の大事なかっこいいランウェイなら夜露四苦はみんなに配れる元気なカタログ。ドームっていう規模の話だけでなく、楽曲の消費スピードがかつてないほど速くなってる今のメジャー音楽シーンの中でとことん戦闘力を高めようとしたときに、今回の新曲の振り切れ方は大正解だと個人的には思います。あ、ジャナイジャとヤンロクのことも忘れてないよ!!!!!


10人を全員主役で紹介する難しさ


でその「わかりやすさ」の観点を突き詰めまくった弊害として、一人一人のキャラクター説明がどうしても完璧にはならなくなるのもまた事実。


そりゃ当方もオタクなので単体で見ると不満というか「この人の魅力はもっとこうでこうで!!」てなるんだけど、それやりだすと全員「ギャップが」とか言い出しちゃうというのも理解できるところで…平松さんだって天使からのナイフが最高だと思ってるし、吉原さんのチャラからの情熱のエモさなんか書くまでもないことです。でもそんなにいても混乱するからギャップ枠は譲歩しても2人だけ!特にキャラの濃いつーじーとゆーちゃむ!ていう大鉈を振るってあるのがヒャダインさんのすごいところで、その取捨選択がほんとに…大人で…何目線だって話なんだけどさすがだなと…思いました。


ボイメンにはあれだけアホがいるのにすべてのアホをタムさんに集結させてそのぶん脱サラまでもを削ぎ落としてるとことか、土田さんから王子を切り捨てて「決まらぬパープル」にしちゃったのとか、ほんとオタクでも身内でもなくて、でもオタクで身内だからこその慈悲の無さ。キャラ被りを徹底的にどっちかに寄せてえげつないまでに個性を立たせてるやり方は、1人ずつじゃなくて「10人」をわかりやすく紹介するのに最適と言わざるを得なくてちょっとした悔しさすらも生んだりする!!!!


1人のキャラを立てればあっちが薄くなるっていうのを10人並べてパズル組んで、最大公約数で出た答えが「無邪気なイエロー」で「ゆとりの緑」だと思うと納得せざるを得ないというか、色々考えてみたけどこれ以上のものを見つけるのは無理だなああああと思ったので、く、く、悔しいけど…そんな…わたしはオタクなのに…ぜったいわたしのほうがヒャダインさんよりボイメンのステージ見てるのに…プロってすごいな…という、ほんとに謎の敗北感をすこし味わいつつ、この丁寧で大味な自己紹介ソングを白旗あげて歓迎してしまうのだった!!!うわーん!ありがとうございました!!



「BOYS AND MEN 夜露四苦!」
こちら作詞作曲させてもらいました。
ボイメン大好きなんで
ほぼ直訴みたいな感じで書いた
自己紹介ソングです。


ブログのコメントも完璧すぎる!もー!!



結局ボイメンは魅力的だということ

 


しかしここまでキャッチーなフレーズ略してキャッチフレーズを付けられて、たとえナゴヤドームでボイメンを見る人たちが「へ〜〜ストイックシルバーね」とか「アホの青ね」とか思って覚えてくれたとしても、絶対にその印象は良い方に覆るという確信を持てるからこその歌だなと思います。結局、ボイメン一人一人の個性と魅力が信じられるので入り口の看板がどれだけ派手でも負ける気がしないのだ!! 無邪気なイエロー♡だと思ってた人がガツガツのパフォリーダーの初期メンバーだと気付いたときにはもう沼の中です。それもこみこみで、初披露が楽しみだな〜〜て思うし、ぜったいぜったいたくさんの人に聴いてほしいし見てほしい!!公式様お願いですからフルでMV作ってYouTubeに上げてください。ジャナイジャみたいに過去映像寄せ集めたやつがいいけどもうほんと贅沢言わない何でも良い!これはもうぜったいのぜったいに人の目に触れさせてください、夜露四苦おねがいします!!!!




「俺たち 名古屋の BOYS AND MEN 夜露四苦!」から始まって、「雑草魂ナメんな」とか「泥臭いほうが 格好良くねーか?」とか、自己紹介のみならずグループ紹介ソングとしてのラッピングも完璧で、あと個人個人のパートも使い回しじゃなくていっこずつ丁寧にいろんな音が鳴ってて、コールもメンバーのパフォーマンスも計算づくで与えた個性が最大化されてるのほんとも〜〜何も文句が言えない!!


「いろいろおるでしょ?でら推してーしょ?」


その通りだよ!!!


たくさんの人がもっともっとボイメンを知ってくれるといいな〜〜という思いに完璧に応えたこの曲を引っさげて挑むナゴヤドーム、準備がいよいよ整ってきた感じがします。あと55日、100日ブログももうすぐ折り返し!ベストアルバムの発売までは、あと1ヶ月だ!