yocoshicaのブログ

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推しグループの初ナゴヤドームライブまでをなぜか毎日カウントダウンしているブログでした

あと33日(デッドエンドの思い出を観てきたよ)

今日は俊さん推しガールにお誘いいただいて映画「デッドエンドの思い出」の先行上映にお邪魔してきた!

吉本ばななさん原作、チェ・ヒョンヨンさん監督、主演が少女時代のスヨンさんと、我らがボイメンの俊さん。撮影はオール名古屋、愛知!
レンタルビデオ屋さんならヒューマンって棚に入るのかな、スヨンさん演じる、等身大で存在感あるヒロインと、ナチュラルなのにどこか放っておけないチャーミングさのある俊さんと、わたしたちの良く知る名古屋の街と。ひだまりみたいな光のある映画でした。


公開前なのであんまりネタバレぽいことが書けない!し、俊さんの映画も韓国映画もぜんぜん詳しくない!ので、ボイメンオタクとして拝見した感想をメモしておきます!

すごい名古屋

いきなり頭のわるい見出しですみません、すごい名古屋だった!!!!!
すでに公式サイトとかで場面写真やロケ地マップが出ていたりしますが、遠征組でもぜっっったいにわかるレベルで舞台がすごい名古屋です。
自分が東京に住んでいた頃もテレビで見てたら「あ〜〜あそこだな」って思うことはあったけど、名古屋は街自体が大きくないぶん、あの道を通ってあのくらいの距離感でこの会話をしてるんだな、ってとこまで想像できる。なので、キャラクターがすごく立体的に見えた気がしました。これは名古屋って街を少しでも知ってるがゆえの嬉しい見え方だったんじゃないかなあ。

日韓合作

吉本ばななさんの原作を女性の監督が実写化されるということで、もうすこし柔らかい雰囲気になるのかなとか、あと、すごく個人的な韓国映画のイメージとして、もっとメロウな、劇的な感じなのかなと思ってたのですが、映像を見終わった感想として、すごく吉本ばなな先生の文章に対する読後感と近いな〜というのにちょっとびっくりしました。
このエントリーの冒頭から「等身大」とか「ナチュラル」とかいう言葉を使いがちになっているのですが、監督の作風でもあるのかなあ、人間…とくに女性を描くにあたって、へんな誇張がなく、でも希望のある、すごく誠実な印象を受けました。そのへんが吉本ばななさんっぽいのかな、なんかそういう「生活」とか「人間」への解釈が、日本映画だとか韓国映画だとかじゃなくて「日本人も韓国人も出てくる《素敵な》映画」って感じで、普遍的な充足感がありました。


役者の俊さん

ほんとに申し訳ないのですが最近役者の俊さんのお仕事をあんまり拝見できておらずですね…人が死んだり…血が出たり…札束のベットで寝たり…その……とか言ってたのですが推しが出た人狼ゲームは見まくったのですべて言い訳です!
なので、俊さんってこんな風な演技をされるんだなー!という驚きがけっこうありました。

これもネタバレなしで書くのがなかなか難しい!俊さんの演じられたキャラクターは西山という、たぶん撮影時の俊さんとそう変わらない年齢の、名古屋で育ったお兄さんでした。なのでスペック的にたぶんとても「俊さんっぽい」人なんだけど、スクリーンに映っているのは「西山」なので、ボイメンの俊さんばっかり見ているわたしには「俊さんの顔で俊さんみたいな喋り方をするのに俊さんじゃない人生を歩んできた人を見る」っていう不思議な感覚がありました。


俊さんのお顔って不思議で、例えばスヨンさんとか、妹役のペ・ユリさんは出てきた瞬間「美人姉妹だな!」って思うんだけど、俊さんは「この人は2枚目役なのか?3枚目役なのか?」っていうのがあんま判然としない。会話とか、立ち振る舞いとかで徐々に「あ、こんな人なんだな」って肉付いてくんだけど、それが人を理解してくプロセスとしてすごくリアルだなあと思いました。現実と同じように最後まではっきり白黒つかないところも残ってて。わたしは演技の良し悪しとか全然わからないのでそれが役者さんとして良いことなのか悪いことなのかわからないのだけど、俊さんってこんなに有機的なお芝居をされるんだな〜〜というのが、とにかく印象的でした。




なんかつらつら書いてしまった!

えーと本公開は来年の2月2日から名古屋のシネマスコーレで、2月16日から新宿武蔵野館だそうです!それまでにまた上映会とかもあるのかな。
普段ドッカンバッタン宇宙は大戦争!生きるか死ぬかゾンビ超怖い!!みたいなのばっかり見てる脳筋な自分の、大きいブロックがゴゴゴゴ!と積まれた心のちょっと空いたとこに、じわじわ〜〜と染み込んでくるみたいな映画でした。こういう映画久しぶりに見たなあ。田中の女さん、誘ってくれてありがと〜〜!でした!

(フォトセッションもあった!スヨンさんめーーーーちゃかわいかった…!)