yocoshicaのブログ

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推しグループの初ナゴヤドームライブまでをなぜか毎日カウントダウンしているブログでした

誠だった!本気だった!ツアー初日の感想文



BOYS AND MENの内部ユニット「誠」の全国ツアー「誠 Zeppツアー2019 〜元気いっぱい全国大冒険〜」の初日に行ってきた〜〜! 幸せで満たされて笑ってちょっとだけ泣いて、改めて誠のファンになりました。
レポートでもない、感じたことのメモを残しておきます。雑多!


ライブの内容が知りたい、ちゃんとしたレポートを見たい方にはさで氏のブログがおすすめです!!!
この人ライブがよすぎてワイン飲みながら泣いてたのでだいぶ信じられる記事だと思います。





さてさて。


さかのぼること何ヶ月前だ? 10人のボイメンではなくて、5人の内部ユニット「誠」としてのZeppツアーがありますよっていう告知があったときに、ひねくれ当方はまたしても全力では喜べていなかったことをまず!白状!しておきます。あと懺悔も。すみませんでした!


というのも、自認として「誠」のまえに「BOYS AND MEN」のファンになった自分は、去年あたりから色々な事情でボイメンが2つのユニットに別れて活動していることに対して、漠然とした不安を頭の隅で薄っすら抱えておりまして。
まあこれは今回のメインの話じゃないから詳しくは書かないけど! やっぱりこの先10人のボイメンを見ることは減っていって、誠に推しがいる自分は、誠の5人のことをボイメンって呼ぶことが増えるのかなあ、誠がボイメン化していくってことなのかなあとかそんなようなセンチメンタルでアンニュイでメランコリックなことをぼや〜〜と考えてました。


でまあ、今回のライブを見てその不安や違和感は吹っ飛んでしまった! ので、このブログを書いています。よかった!!よかったよ〜〜。


そもそもそんな詮無いことを考えるようになったきっかけのひとつとして去年の「仏恥義理ツアー<誠編>」というのがありまして、ボイメンのナゴヤドームに向けて誠とYanKee5に分かれて全国をまわりますよ〜というやつ。そのライブでは、「10人いるボイメンっていうチームの魅力を、5人でちゃんと伝えます」っていうのが主題に置かれてたように見えてました。目指す先が10人のナゴヤドームだったのでとても理にかなっている。


対して今回のツアー。昨日見て、自分が受け取った印象でいえば、完全に「誠の5人が、誠の5人の魅力を伝える」ライブだった。誠を見て、誠を知って、誠を好きになってもらうためのツアー、「ボイメンの半分」じゃなくて、結成から7年半かけてZeppにたどり着いた誠っていうユニットの、門出のライブでした。


で、それで、あんまりねーーーーツアー中にセトリバレとか、そういうのを極力したくない! ので、行く予定の人は読まないでほしい!! ということで配慮はしつつも以下ネタバレがありますという注意をここでしておきます。こんな感想よりも現地で感じたことが100億倍大事だから次公演を大事にしてる人は何も読まずに行ってほしい!!よろしくおねがいします!!!



想像の5倍「元気いっぱい全国大冒険」だった


と言いつつあまり詳しくはせず…ふわっと…ぼかしながら書いていこうと思うのですが、何よりもまずコンセプトのしっかり立ったライブだったということに、あまりにも、衝撃を受けた…!
比べるわけじゃないけど、自分がよく行くようなライブは結構アートワークや構成上の芯がしっかりあることが多くて。それこそ先日平松さんが見に行かれていた西川さんやゆずさんのライブなんかもテーマとそれに絡めた構成が見事だなーと思って、いつかボイメンでもこういうライブが見たいねえええという話を身内でしていたので、まさかこんなに早く実現するなんてびっくりで、夢みたいだった!!しかも、すごい、かわいくて、楽しくて、王道で、でも手作り感があって、最後のオチまで含めて誠とそのファンがつくるライブ感がいっぱいに溢れてて、愛しかった……!



タイトルやキービジュアルからしてどうも様子がおかしかった今回のツアー。聞けばセトリや構成をメンバーの皆さんで考えられたとのことで。

一生言うけどかつて衣装替えのタイミングで何もない舞台のバミリとか謎の城の映像(なぞのしろのえいぞう)を結構な長時間見せられたりしてきたのですよ我々は。おもしろかったので城のことほんとに一生言っててすみません。それと比べたらもう、もう、5人しかいないなかで衣装もちゃんと2回(アンコール入れたら3回)変わってるのに、始まってから本編終了のタイミングまで、飽きたりダレたり我に返るタイミングがほとんどなかった! それだけでほんとにほんとに進化してて、進化してるってことは今までの慣習を打ち破って違うことをしようって考えた人がいるってことで、それはどうもメンバーの皆さんっぽくて、大好きな人たちがたくさん考えてくれたステージを目一杯見せてもらえることが、なんかすごくも〜〜〜、嬉しかったです。


めちゃくちゃ余談ですが開演前にセット見ながら友達に「石がある!!!ねえめっちゃ石じゃない?!すごい石なんだけど!!!」とか言ってたらライブの後半でひらまつさんが「思いのほか●(伏せ字)だよ?!?」とか言っててオタクはメンバーに似る…と思いました。土田推しの友達は「えっあれ木箱じゃない?!?」とか言ってた。みんなひっくるめてどこに感動しているのだ。



とにかく誠だった

それから、今回のセトリが、誠のセトリだったこともすごく幸せでした。

これが冒頭の不安の解消に繋がるところなのですが、何度も言うように今回はボイメンの半分ではなくて誠のライブで、MCで本田くんが言ってたように「ボイメンの良さも味わってもらう」みたいな仕事は一旦脇に置いてあったので、誠が誠をやるっていう当たり前の姿を徹頭徹尾見せてもらうことができました。



だってその、ボイメンが今標榜しているヤンキー学ランスタイルっていうのはそもそもYanKee5さんが主要キャストを務めていた舞台発祥のものだから、「ボイメンっぽさ」を控えめにすることで、どんどん「誠っぽさ」が純化されていくのは道理なので。


もちろん5人がボイメンであることも、わたしがボイメンを好きなことにも変わりはないし、10人曲もたくさんやってくれたけど、YanKee5のお兄ちゃんたちが持つ個の格好良さとか、ちょっとヒリヒリするようなぶつかりあいとか、ソーレとか、FFとか、今まで武器にしてきたヤンキー要素がなんにもなかった。びっくりした! 学ランだっていちばん上品な帆上げ学ランで、誠がおそらくいちばん最初に手に入れた爽やかで優しくて仲良しのチームっていうカラーのまま、その個性で作られたステージを堂々とのびのびとやりきっている姿、ほんとに格好良かったです。


自分はここ数年のファンなので、今よりもっと「誠」と「YanKee5」が対立構造で置かれていた頃の話は知らないし、思い入れもリアリティも共感も逆立ちしたって持てないし、本人たちがことあるごとに「誠が好き」っていう言葉の裏にどんな気持ちがあるかなんてサッパリわからないです。でも、本編ラストに、アルバムではYanKee5が歌ったバラードのさいごのサビをひらまつさんが客席にマイク向けて一緒に歌わせてくれて。
誠としてのライブをやり遂げたキラキラの5人と、誠が好きなたくさんの人たちの声で歌われる「もう譲れない やっと持てた自信」っていう歌詞を聴きながら、このライブは彼らと彼らのファンが長い間、ちょっとずつを積み重ねて「やっと」勝ち取ったものなんだろうなあ、すごい空間に立ち会わせてもらえてるなあと、思ったりしていました。


ボイメンと誠の兼オタで良いのだ


今回のライブを見て、自分は相変わらず10人のボイメンのファンだけど、誠っていうグループも兼任で好きでいて良いのだな〜〜というほわっとした気持ちになんとなくなりました。ボイメンはボイメンで好きなまま、少し重なってるけど全然色の違う、誠っていう素晴らしいグループを応援できることはなんて幸せな体験なんだ?!と思います。


みんなが僕たちのこと信頼してくれてるから
僕たちも絶対に裏切らないですよー☺️‼︎


いや〜〜こんなこと言ってくれる人がパフォーマンスリーダーしてるグループ、信じる以外の選択肢が見つからないというものです。新しく振付ついた曲よかったなあ、あんなにかっこよくて複雑で今までのボイメンとはちょっと違う色のついた曲が見られるなんて思ってなかった。こんなこともできるんだ?!じゃなくて、できるようになられたんだよなあきっと。その努力と、かけた時間と、真摯さを心から尊敬します。


2年くらいまえに飛田給かどっかのファミレスで、ボイメンにパフォーマンスとか期待するのって空気読めてないんかな〜とか言ってクダ巻いてた過去のアホな自分に教えてあげたい、求めていいよ! 期待して、信じてよかったね。たまに不安になってごめんなさい。こんなに楽しくて幸せなライブがあと3公演もあることがとても嬉しいです。



そんでもって大阪公演、福岡公演、まだチケットあるみたいです! 平日ですが夜なので、ちらっとでも気になった方はぜひぜひ、一緒にあの楽しい空間に飛び込みにいきましょ〜。なんかいつも宣伝で終わってる気がするけど、今までよりも右肩上がりで楽しいのだからしょうがない! 曲目も変わるらしいしね。楽しみだなあ。