yocoshicaのブログ

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推しグループの初ナゴヤドームライブまでをなぜか毎日カウントダウンしているブログでした

はじめようよ あの頃追いかけた夢もう一度(ボイメンのツアー初日の感想走り書き)

 

うわ〜〜〜いろいろなことを思った!!!いろいろなことを思いました!!!


あどうもどうもこんにちは名古屋のBOYS AND MEN略してボイメンのオタクをやっています。ボイメンのオタクと申します。昨日はボイメンの東海3県ツアーの名古屋公演に行ってきました。

 

まず、3公演あるツアーの初日Zepp名古屋だった!

 

そして、久しぶりの声出し解禁の大きい現場だった!

 

「声ちゃんと出るかな〜」とか言いながらキャッキャと2階席に座ったんですが、メンバーが出てきた瞬間まじでほんとに秒でとんでもない悲鳴を上げたし、会場のあっちこっちからありえんような悲鳴が聞こえた。キャーとかじゃない、ギャーとか、イィィィィイみたいなやつ! 目から直接声が出たので、後追いで脳が「あ、自分の喉、生きてたんだ」と思った。コロナが明けました。明けましておめでとうございます!

なんでそんなことになったかというのを説明したいのですが、そのときのメンバーの格好が↓のツイートの2枚目にある白いコートなので、一旦見てもらっても良いでしょうか。

見てくださってありがとうございます!
このかっこいい白のロングコートがどうしてボイメン界隈で異常悲鳴空間をつくりだしてしまうのかというと、2015年に日本ガイシホールで行われた1万人ライブ(以降ガイシと呼びます)の衣装だからです。ボイメンの歴史を語るときに絶対に出てくる伝説のようなライブで、そのオープニングの衣装が、この白いコートでした。

 

ブログの冒頭からいきなり自分語りをするんですが、私はそのガイシの直後にボイメンを知って、行けなかったガイシのDVDを何回も何回も見て、その空間に憧れて、ボイメンのことをどんどん好きになった世代なのです。だから、ほんとに、もうなんか、青春時代の憧れの人が突然タイムスリップして現れたみたいな気持ちだった!それで、いろんな感情がいっぱいいっぱいいっぱいになりました。

あまりにいっぱいいっぱいになったので、ライブを終えて友達と名古屋駅で打ち上げをして、新幹線組を見送って、夜行バス組を見送って、それでも足りなくて家までもつれこんで始発まで喋って、ちょっと寝たんだけど3時間して目が覚めて久しぶりにブログに書いています。

 

= = = =

 

先に大枠の話をするんですが、このツアーは3公演あって、1公演目にあたる昨日というのは実は先ほど述べた白コートだけではなく、2015年のガイシライブの衣装やセトリを8年越しにセルフカバーしたような構成のライブでした。

話ぶりから察するに、2公演目の岐阜では2017年の武道館。そして3公演目の三重で2019年のナゴヤドームをテーマにするっぽい。なんか平然と言ってたけど1つのライブに対する手間がツアーのそれじゃなさすぎるよね?何を考えているんだ?? 

 

そんで今日Zeppに集った人は、ガイシを支えた人たち、ガイシに憧れた人たち、武道館やナゴヤドームでハマった人たち、色んな人がいて、前述のとおり自分はガイシに憧れた者ゾーンの人間にあたります。なので、ライブが始まって初恋の白いコートを見て、ぽわ〜となって、ウィネバ(曲名)があって、ウィンジョイ(曲名)を見て、セトリもどうやら憧れのガイシの再現っぽいことに気がついて、そこから急にゾッとしました。なぜ急に?!??!となるんですがいやほんとこれがオタクの面倒臭いところで……。正直、めちゃくちゃ嬉しい気持ちの裏で、俯瞰の自分がずっとぞわぞわして怖がっていた。

 

 

というのも、ライブを数曲見たそのあたりで、今回のライブがわたしにとって明確に比較対象があるライブだと気づいてしまったからです。そして、その対象は「新規ハイの頃のめちゃくちゃ盛り上がっていた頃の自分の感情」になる。めちゃくちゃ怖くないですか?!

これあの一度でも何かのオタクをしたことがある方ならわかると思うんですが、新規ハイってめちゃくちゃ楽しいじゃないですか。最初に見た大きいライブを親だと思うし、ハマったきっかけってオタクの人生に一生つきまとう。だってそれを見て好きになってるんだから!

そして重要な要素として、ステージの人たちの人数は半分になっているのです。揺るがしようのない事実として、あの頃わたしが何回も何回も見たDVDの中にいた人たちは、ごっそりいなくなってる……!しかもだいぶメインどころが……!!(うっ……)
それを見て自分がどういう感情になるのかわからなかったから、一気に怖くなったというわけなのです。「これじゃない」と思っちゃったらどうしようってそわそわしてた。
まあこんなブログを書いていることからお察しのとおり、その心配は少しあたって、大幅に外れていたのですけれども。

 

= = = =

 

なのでここからはライブ中に何を考えたかを、いくつか曲をピックアップしながらだーっと垂れ流していこうと思います!!!オタクの思考はいつもぐるぐると回転していてとりとめがなく8000文字あるので、読み飛ばして最後だけ飛んでもらってもさして支障がないことを明記しておきます。

 

まずセトリ5曲目かな?Voyager(ボイジャー)から。

Voyager

Voyager

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先程熱く語った白コートには続き(?)がありまして、あれ実は早替えのいちばん上なんですね。下に2枚着てる。白コート剥ぐとそれぞれのメンバーカラーのカラフル衣装になって、それをさらに脱ぐと赤ジャケットに白パンツの通称ナポレオン衣装っていう王子様みたいな格好になる。王子様が歌う曲!!グギギギギ。まずもうそれで爆爆爆沸いてしまってるから始まりの段階でもうゼエハアですよ。

でこの曲はさ〜〜〜ソロパートのパート分けがとにかく神で、新規のわたしはDVD見ながら「この人がこのフレーズを歌うの最高すぎんか…?」とか思いながら歌詞と歌ってる人のことメモって、それでCD聞いて声を覚えたりしてました。

でまあそんな神歌割りも誰かがグループを卒業するとそのパートは別の誰かが引き継ぐわけで、たとえば今の推しは、あの頃土田さんが歌ってた「強い勇気を」を担当するようになってたりします。

自分はずっと長いあいだ土田さんが歌うやさしい「強い勇気を」と、そのあとのつーじの「感じ熱くなれ」のギャップにグッときてたので、ここが聞けなくなるの嫌じゃ嫌じゃ嫌じゃ〜〜!と駄々をこねてた組なんですけれど。今の平松→辻本がリレーでつなぐ「強い勇気を 感じ熱くなれ」をちゃんと見てみて、その勢いと熱を感じるワンフレーズのことを全然嫌いじゃないな〜〜!と思いました。他のパートもそう!勇翔くんの強くてどっしりとした声が引っ張ってく今のVoyagerのこと大事にしない選択肢がない。
今はまだ上書き保存じゃなくて名前をつけて保存してるから1粒で2度美味しいのかもしれないなと感じていて、こうやってちょっとずつ慣れてく過程も覚えていたいな〜と思ったので書き残しています。

 

つぎ!ヤンファイソーレ。

ヤンファイソーレ

ヤンファイソーレ

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今たぶん公式のアンセムって帆を上げろ!なんだけど、ハマった当時の自分は推しが歌ってないにも関わらずボイメンのアンセムってこれだと思ってたし、その頃の印象が鮮烈すぎていまだにこの曲を聴くと「ボイメンだなあ!」と思う〜〜。

この曲もガイシへの憧れと組み合わさるとすごく思い入れがつよくて、このブログでも前書いたのでそのときの文章を引用するんですが

私はボイメンにハマった頃に買ったこのDVDをほんとに飽きるくらい何回も見てて、(略)ヤンファイ・ソーレで急にぐわってペンラが動き出すのと、それ見て感極まってるメンバーの顔がすごいかっこよくて、全然思い入れとか無いのにいつも泣きそうになってた。

ほんとにね、ガイシの、ヤンファイソーレで会場のボルテージが一弾上がってペンライトの動きが怒涛になるのを上から撮った映像、「何をきっかけにボイメンにはまりましたか?」って聞かれたら、答えの1つがこれになると思うくらい、すっっごく、格好良いと思ってた!

で今日Zeppの2階席だったからほんとにたまたま同じようにペンラの波を上から見られたんですけど、ソーレのイントロかかってウリャオイ!のパートになった瞬間に同じようにペンラがぶわって勢い増して動き出したのが見えて、普通に泣いた! わーーーー!って思った、見たかったあれだ!!変わってないんだ!!!ってすごく思った。
あの場所に何割、わたしが当時憧れたファンの先輩方がいらっしゃったのかわからないし、メンバーの数もファンの数も当時と比べたらぜんぜん少ない光景なんだけど、そういうことじゃなかったです。「BOYS AND MENと、BOYS AND MENのことが大好きなファン」っていう世界に憧れて、そこに入ってみたくてボイメンのオタクになったことを明確に思い出しました。泣いたー。

 

つぎは グッジョブ!ムチューマン。

グッジョブムチューマン

グッジョブムチューマン

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また推しが歌ってない曲なんですけど……。これは当時の人気投票の上位5人が歌えるという企画で(二度とやるな)、ガイシではボーカル5人とバックダンサー構成で披露されてました。でその当時の選抜5人のうち3人がもういらっしゃらないので……、今いる6人全員にマイクがあるんですね!!やったぜ!!!

私自身はそこまでの思い入れがある曲じゃないんですが、この曲見ながら隣の平松推しの友達が泣いてて、ライブ後会った辻本推しも泣いたって言ってて、それに対してじーんとしてしまった。その2人は選抜にいなかった組です。当時歌えなかった曲を色んな事情があったにせよ今推しがしっかりと歌ってて、その姿がちゃんと格好良いっていうことがわれわれにとってどれほどの力を持つかっていうのをまざまざと見せつけられた感じがしました。

それと同時に選抜の生き残り2人である田村さんと本田くんがやっぱりめちゃくちゃに格好良くて! ずっと人気No.1で走ってる田村さんのくるくる変わる白目とかふざけ顔、そこから真剣なたたずまいのギャップ、誠っていう弟ユニットから選抜に食い込んだ本田くんの堂々たるソロパート、あれもう「柱」じゃんって思った……! われわれの黄金柱も兄貴分も見えるところにいなくなったんだけど、この人たち柱だ!!!って思いながら「いい男!!」って叫びました。(叫んで良い箇所がある)Zeppでいろんな魂が成仏してたのを目撃したのであのへん夜ひとだまの目撃とか多発してなかったか心配しています。

 

Candor(キャンドー)。

Candor

Candor

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えーーーん(もう泣く)。ボイメン初期の屈指のバラードで、ガイシでもとてもエモいシーンで使われた曲です。ヤンファイソーレのところで「何をきっかけにボイメンにはまりましたか?って聞かれたら1つはこれ」って書いたんですが、もう1つの理由がガイシのCandorです。

また自分語りが止まらないんですが、当時ガイシのDVDを冒頭から見てって、そこまであんま目立ってなかった(すみません)最年少の子がめちゃくちゃ大事なとこでいきなりどえらいソロパート任されて、他の大人のメンバーいっぱい泣いてるのに1人なんかすごくしっかりと、そしてとびきりきれいな声で歌いきってる姿に「この人、何者なんだ……?」と興味がわいたというのがわたしのボイメン道(ロード)の入り口にあります。その謎の人が今の推しです。こわいね。

なのでもうこのライブはじまってガイシの再現ってわかったときから「ヤバイCandorがくる」って思ってて、あとはもういつ成仏するかの問題でしかないと思ってたし、やっぱりイントロで1回黄泉(よみ)を見てまた蘇りました。

 

 

この曲聴きながら思った感情、今文字にして打ったらめちゃくちゃ語弊がある感じになったんですが「この人さえ居ればいいんだな」でした。

いやほんと語弊がすごいのでもうちょっと書くんですが、わたしは長らくリーダーの水野さんのことをボイメンの象徴だと思ってて、でもその人は去年の5月にご卒業されています。で、そのあとも続いているボイメンっていうグループに対して、自分はどの部分を「ボイメン」だと思ってて、なんでまだ「好き」って思えるんだろう、って考えたんですがあんまり結論が出せていなくて。あと今の6人がこれ以上減らないって保証もないから、その6人に思い入れを乗せすぎるのが怖いっていう気持ちもあった。

で今回、相変わらずどえらいソロパートを最高に良い声で歌い上げてる推しの姿を見たらなんかもうややこしいことを考えてる頭がぶん殴られて「ウワー!!この光景が好きだ!!!」ってなんかストーンと思ってしまった……それだけの力があった、推しの歌声には……。

 

もうたぶんどの推しの人にとってもそうなんだけど、ボイメンってつまり「推しがいるグループ」なんだなっていうばかみたいに当たり前のことを改めて実感しました。推しが揺るがずそこにいるから、ゆらゆらしないでボイメンを好きでいていいんだなと、なんか、思わせてもらえた。コロナ期間に家にこもりながらゴチャゴチャ考えたことを、生のパフォーマンスが問答無用でざばーって洗い流してくれる感覚、やっぱりライブには力があるな〜と思いました。来てよかったってこのとき心底で思った! 見られてよかったし、そこにいてくれて、変わったけど変わらない姿を真ん中で見せてくれて、ありがとうございますって思いました。

 

 

= = = =

 

 

……てな感じで本編見て、ガイシの諸々が回収できたね、今のボイメンも好きだねよかったね、見たいものが見られたし懐古もたまにはいいもんだね、で終わったんですけど、いや終わると思ってたんですけど。

このブログの本題はここからになります。(???????)

 

 

 

アンコール1曲目、僕のスマートフォン壊れたら君は僕に会いに来てくれるかな。

 

こ、、これが、、、良かっ、、、た………!!

 

あのーーすごい、あの、ここまで2015年のガイシリバイバルがいかに自分の琴線にふれたか、どういう意味を持つのかを長々と、鬱陶しく書き連ねてきたわけなんですけど、それはなんというか……その……結果的にフリになってしまったわけでして……。

アンコール明けで急に流れたこのイントロ、っていうかこの曲の元音源は歌い出しがボーカルから入るのでイントロ無いんですけど(オタク特有の早口補足)、とにもかくにもライブで初披露でした。つまり新しい曲。昨年末にリリースした最新シングル超FINE!!!のカップリング曲です。ガイシとは何の縁もゆかりもございません。

 

これまでの王子様とか、学ランとか、いかにもグループアイドルって衣装とは違った、イメージカラーをメインにした私服っぽいシャツとかニットの衣装をまとって軽やかに出てきた6人の皆さんがですね、これまた爽やかに、華やかに、楽しそうに、この曲を歌って踊ってくださるわけです。

それがですねとても、あの、魅力的に見えた……!いやおまえいつだってボイメンのこと魅力的に見てるだろと言われるかもしれないんですが、そのなかでも新鮮に魅力がほとばしっててびっくりしたんですよ! 曲終わって隣の平松推し(二度目の登場)に「このグループ、売れるわ」って迫真の顔して言ったし秒で同意してもらえた。「え、何てグループ?」「BOYS AND MENっていうらしいよ」ってミニコントまでした。

 

ボイメンの曲ってとくにコロナ前まではライブでの戦闘力が重視されがちだったので、客席がコールしたり振りコピしたりしづらい曲ってあんまり自分のなかでも好き!ってなりづらかったんですけれども。コロナで客席側に制限があったりとか、メンバーが減ったことで相対的に踊れる・歌えるメンバーの割合が上がったとかそういう色んな理由が複合した結果なのかわからないけど、普通にパフォーマンスで「魅せる」曲がでてきたように思ってます。

ボイメンさんたちは自分たちのダンスや歌をかなり謙遜するんだけれども、10年以上ずっと生歌で歌って踊ってのライブをえらい頻度でやり続けてるボーイズグループなので、基本的に地力がある。

 

加えて、ファン層やメンバーの年齢の変化によって若くてキラキラしたアイドル以外の面を見せてもらえることが増えました。顕著なのが吉原さんだと思ってて、キラキラが足りない!って怒られてた彼が今は先頭に立ってジャジーでファンキーな歌声を生き生きと披露してる。そこに相変わらずキラキラを突き通している平松さんの声が合わさったらもうそれだけで、そんなのって唯一無二です。そんな個性が6人もいたらどうなる? そりゃもう、魅力が……すごいわけですよ……っ。

 

そんでもってさらに言うと、その姿を見られたこと自体がめちゃくちゃ嬉しかった!!
過去の栄光の再現は脳みそ揺さぶられるぐらいにアドレナリン出るし、当時お金も時間もかけたであろう衣装とか演出にはやっぱりそれ相応の力があるんですけど。それだけじゃない、「今」を応援してるファンに向けて、そのとき以上の魅力を見せてもらえたのが本当に、本当ーーーに嬉しくて、幸せで、安心しました。

冒頭に書いた「これじゃないって思っちゃったらどうしよう」っていう不安、おおむねは杞憂に終わって、残りの少し正ーー直な話をすれば、あたりまえだけど当時とは違うので「違うな」って思う部分はありました。過去の記憶は美化されますしね。

 

でもそれを補って余りある未来への期待が最後にぶちこまれて、前を向いて、これから作ってく道が楽しみだな〜と思ってライブを終えられたのがとても、しっかりと、心から、良かったと思いました。

 

 

新規ハイだった頃の自分へ、対戦ありがとうございました。おつかれさまでした!

 

あの頃追いかけた夢に、彼らの手が今度こそ届くように、願わずにはいられないな〜と思ったツアー初日の感想でした。

 

We never give up –もう一度–

We never give up –もう一度–

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